DMM金沢事業所にて、障がい学生を対象としたインターンシップ2回目の開催

2024年3月、4日間にわたり、福井工業大学の連携のもと、障がいを持つ学生を対象としたインターンシップを実施しました。

福井工業大学とはこれまでも、障がいを持つ学生が自身の障がいをオープンにし、企業でインターンシップや職場見学を行う機会がほとんどなく、就労について体験する機会が少ない課題を解消するべく、実際に企業での業務内容や職場の雰囲気を知ってもらう機会を提供してきました。

【これまでの活動実績】
・2022年6月25日(土)には、福井工業大学と合同開催による職場体験ツアーをDMM金沢事業所にて開催
https://bc.dmm-corp.com/news/article/20220720/

・2022年10月29日(土)、福井工業大学の障害学生やその保護者が、今後の就職活動やインターンシップについて準備するための就職セミナーにて登壇（OB吉田さん）
https://bc.dmm-corp.com/news/article/20221029/

・2023年 3月 障がいを持つ学生を対象としたインターンシップを初実施
https://bc.dmm-corp.com/news/article/20230315/

前年同様、インターンシップ初日は金沢事業所に来てもらい、事業所説明やこれから対応してもらう業務内容を説明。
2日目以降はオンラインにて基本的なビジネス研修の受講に加え、DMM.com上で提供される各種商品の商品タイトルのデータ入力業務を担当してもらい、毎日、目標の振り返りと質疑応答のため面談を設定。

本インターンシップ後、参加者と学校関係者の声を聞いてみました。

・参加学生の声
『心配していた部分はありましたが、分からない分野でも調査していく中で出来ることが増えていき、作業効率も上げることが出来良かったと思います。
また、作業する上で癖になってしまうことがあると周りの気を散らせてしまう場合があるため、社会に進むにあたって直す必要があると感じました。
作業をした後のフィードバックも重要であることにも改めて気付くことが出来ましたし、多くのことに気付きがあったので良かったと思います。4日間ありがとうございました。』

・福井工業大学関係者の声
『インターンシップに同行し、学生と一緒に課題を実施する中で、インターンシップにて提供いただいた課題が貴社の様々な方が携わる業務の一環であることを実感いたしました。
将来、一社会人として「業務」を遂行する覚悟をもってインターンシップに臨むよう、参加する学生対象の事前指導（プログラム）を考えていかなければならないと強く感じた機会でした。』

データ入力は一見シンプルと思えるような内容でもルールが多く、最初は苦戦したようですが、少しずつ習得し、正答率もどんどん上がっていく様子は見ている側にとっても嬉しい成長となりました。
また、最終日には修了証書を渡し、学生も充実した様子で4日間を終えてくれたようです。
DMＭでは、今後も教育機関との連携を通じて障がいのある学生の就労に関連した地域課題解決に向けて取り組んでいきたいと思います！