2025/05/07 その他
BC部がインクルージョン石川会議に登壇!
2025年3月19日、一般社団法人PEACE INCLUSION PIECE が主催するインクルージョン石川会議で、BC部部長の梶が登壇しました!

インクルージョン(inclusion)とは、直訳で「包括」「包含」「包摂」などを意味する言葉で、多様な人々が尊重されながら共存していくことを指します。
ビジネスにおいては、個性や能力を尊重し合い、女性・外国人労働者・障がい者・性的マイノリティなどの少数派が迫害などを受けることなく、それぞれが能力を発揮できている状態を示します。
また、人材獲得やイノベーション創出などの効果が期待され、企業経営で軽視できない概念として注目を集めています。
今回行われたインクルージョン石川会議は、障がい福祉政策ならびにインクルージョン政策の課題を抽出し、新しい経済圏の創出や障がい者の就労促進等の意見交換を目的としており、障がい者雇用を行っている企業の具体的な取り組みの事例として、BC部部長の梶が講演を行いました。
講演では、リモートワークについての取り組みを紹介し、障がい者雇用との相性の良さから、職場定着率が全国平均をはるかに上回る数字となっていることや、2021年までは赤字運営だったものを、2022年からは黒字化に成功し、福祉的な雇用ではない戦力としての障がい者雇用を達成したことなどを実例として挙げ、とても高い評価を受けました。
また、リモートワークだけではなく、支援機関との緊密な連携がとても参考になるとのお言葉をいただきました!
以下、BC部部長の梶のインクルージョン石川会議に参加した感想となります。
障がい者雇用に関するグループディスカッションを通じ、能力を発揮できるにもかかわらず、積極的に受け入れる企業が少数派である現状を痛感しました。しかし、多くの事例に触れる中で、障がい者雇用が企業と従業員双方に大きなメリットをもたらすことを改めて確信しました。障がいのある方のパフォーマンスは組織に活力を与え、多様性を育む上で不可欠です。
この経験を活かし、より多くの企業に障がい者雇用の可能性を知っていただきたいと考えています。具体的な事例やデータを交え、障がいのある方の能力と事業への価値を発信することで、雇用促進に貢献できるよう努めます。
