2021/07/09 メディア その他
障害者就労支援事業所「つづきの家」×DMM で地域連携型就労支援を実施しました
福井県の坂井市丸岡町にある障害者就労支援事業所「つづきの家」と提携し、障害福祉サービス事業所と企業が連携し、障がいのある方の就労支援を行う【地域連携型就労支援(Workパートナー)】を実施しました。
社会福祉法人 慶長会 障害者就労支援事業所「つづきの家」
https://www.keichoukai.or.jp/
精神障害や発達障害のある方の就労を通した社会参加は年々増加しており、障害特性によっては職種や就労に対するイメージを持つことが不得手な方も多いことから、実践に沿った形での研修プログラムに取り組むことで、就職後のアンマッチを減らす。
■実習の流れ
実習生には実際に弊社で行っているワークサンプルを渡し、1週間に1回実習生、つづきの家支援員様とフィードバックの時間を設け、振り返りと翌週の目標設定を行う。
■実習の狙い
・実際に弊社で行われている業務に取り組むことで、実習生自身の新たな職域への挑戦と適性への気付きを得る。
・フィードバックの中で、精度・速度に関する具体的な目標値を設けることで、仕事に対する集中力を養い、正確性やスピードなどの職業スキルを高める。
・自分のミスを自ら検証していくことで、ミスが起きない業務への取り組み方や、ミスが発生した際の自己解決能力の向上を目指す。
・実習時に得た気付き(業務への取り組み方、自身が働きやすい環境、これからさらに訓練していきたいポイントなど)をつづきの家様の事業所内での訓練に反映する。
■実習後のコメント
(実習生より)
・同じ作業を続けるのは大変だが、気持ちの浮き沈みをコントロールし、楽しく仕事ができた。
(つづきの家支援員様より)
・企業側の生の評価を得ることで自身の課題に対する気付きが得られ、仕事への姿勢も変わってくる。
目標値と成果を客観的に把握し、ミスがあっても自ら解決していく能力や集中力の向上につながっている。
新たな職域への挑戦と適正を見極めることで利用者の可能性は広がっていくと思う。